2010/04/14

愛する近江路  三井寺






西国三十三箇所を巡礼し初めてちょうど一年半。本尊の御開帳にあわせて
各寺院を訪ねてまいりましたが、御開帳期間もこの5月で終わりになります。
私の巡礼の旅も 残すところあと4箇寺となりました。


今回の巡礼はとても楽しみにしていたのですよ。
一昨年の11月に大阪市立美術館で催された「国宝 三井寺展」で見た
あの秘仏、如意輪観音坐像を今度は御厨子の中にいらっしゃる御姿で見ることができるのです。


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私は久々の二連休♥  楽しいこといっぱいの二日間になりそうと前の晩からワクワク
夕飯の片付け後、翌日のために夕飯のカレーを作ったり、
お昼ごはんの おうどんのおだしを作り お揚げさんを煮含めたりと大忙し。
朝は朝で野菜の買い付けや購入した筍をゆがいたりと・・・
楽しいことが目の前だと体もさっさと動きますね^^;


4月10日
この日はご同行いただいたマメちゃんお仕事だったので
12時半に京阪三条で待ち合わせ。
京阪三条から京都市営地下鉄東西線でまず浜大津までと思い
電車に乗り込んだのですが・・・・




こちらの方面に来たのは本当に久しぶりで地下鉄になっているのも知らなかったくらいです。
御陵で一度降りてそこから京阪京津線に乗り換え、そのまま電車は坂本方面に行ってくれるものと・・・
(私の中では乗り換えは一度だけとなっていたのですよね~^^;)
マメちゃんと久しぶりにゆっりおしゃべりができるので私は話しに夢中~~~(/ ̄▽)/ ~ф"
ところが、浜大津に到着した車内は乗客がすべて降りてしまいます。
あれl!マメちゃんがふと気が付いたときにはもうドアが閉まってしまいました( ̄▽ ̄;)
え~これもしかしたら「車庫行き~?」 
私達はこのまま車庫に連れて行かれるのかwwww




私達二人だけを乗せた3両の電車はゆっくり動き出すのであります・・・・
オロオロ(~_~;))((;~_~)オロオロしていたら電車は数百メートル進んで止まり
運転手さんがこちらに向かって来るではありませんか・・・
うわ~~怒られちゃうんじゃないかしら・・・とハラハラしましたが
「このまま戻りますんでそこから降りてください」とぶっきらぼうに告げられました。
でも、私はまだ???の世界。。。。


運転手さんが最後尾にある運転席に座って先ほどの駅「浜大津」に電車が戻り出して・・・
げげ~私達を元に戻すために動かしてくれているのかしら?
いえいえ、先ほどと反対のホームに電車が入って
初めて、あ~これが「浜大津」始発の「石山行き」電車になるんだ~とわかりましたよぉ。
運転手さんにすいませんでしたと頭を下げて、
無事 次に来た「坂本方面行き」の電車に乗ることができましたとさ( ̄▽ ̄;A




三井寺に行く前に2駅先の「近江神宮」に立ち寄りました。
近江神宮」は一度訪ねてみたかったお宮さん。
歴史は むか~しむかし で天智天皇の時代ですから
もう千三百年以上前からこの地に鎮座しているそうです。
参道の櫻が色が濃くってとても綺麗。散った花びらが さらに参道を桃色に染めます。
ここであの有名な流鏑馬神事が執り行われるんですよ。
どうりで、櫻の木はとても背が高くしつらえてありました。
P1070548現在の近江神宮は皇紀2600年を記念して、昭和15年(1940)に大津京にゆかりの深いこの地に
昭和天皇のお許しを得て、新たに創建されたもの。とても立派な楼門です。
ほとんど訪れている人はいなく、犬のお散歩に来ている人を2,3人見る程度でしたが
楼門をくぐりますと・・・・

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ちょうど式が終わったところなのでしょう。櫻の木をバックに記念撮影をされていました。
あっ・・・・私の結婚式のときも櫻が満開だったなぁ。。。。。 

さて、近江神宮をさらっと観まして、ここからは恒例マメちゃんとのテクテク旅。
電車で2駅。歩いてもたいした距離はない!歩きましたよ。ものの20分程度でした。
その間はやっぱり、植物談義。マメちゃんとの植物話はとっても楽しい♪


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三井寺

本来の名は 長等山 園城寺 (ながらさん  おんじょうじ)
三井寺は場所が滋賀県にあるということなのか
少し知名度が低い寺院に取られますが実は、東大寺 興福寺 延暦寺そして三井寺で
「本朝四箇大寺」にならび称されるほどその存在は大きなものなのです。
創建は古代最大の内乱「壬申の乱」に関連しています。
この乱に敗れた大友皇子(おおとものみこ)の息子 大友与多王(おおとものよたのおおきみ)
が父の菩提を弔うために、天智天皇(与多王のおじいさん)所持の弥勒像を本尊とする
寺の建立を発願し(686)に天武天皇(大海人皇子)がこれを許可し、
園城寺の名前をあたえたと伝えられています。




ちなみに三井寺という名称は、境内に湧く井戸の水を
天智、天武、持統の3帝が産湯に使ったという伝承から
「御井(みい)の寺」と呼ばれるようになったことに由来するそうです。
その後、858年、比叡山で修行の後に唐に渡った智証大使円珍が帰朝すると
三井寺に唐院を建立し、唐より持ち帰った経典などをここに納めたのです。
ここからが三井寺の顕教、密教、修験道の道場として出発し、
比叡山延暦寺と並ぶ天台宗の寺院として発展するのです。



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三井寺は櫻、それに紅葉でも有名で境内全体と言うより三井寺の方向の山(長等山)は 
櫻の木で覆われていると言った感じです。

4月1日からライトアップも行われ、偶然この10日は
ライトアップコンサートも催され、たくさんの方々がこの三井寺に足を運んでいました。
2年前に訪れた時、写真の金堂は屋根の葺き替え工事で中の諸仏
観ることができず、今回は見ることができ とってもうれしかったです。

ご本尊の阿弥陀仏は完全秘仏で見せてはもらえませんが
それを取り囲むように配置された諸仏の中には元祖 大黒天があったり
北極星の守り神(う~ん名前忘れた)があったりちょっと珍しい仏像が並び
小さいながらもゆったりとした面持ちの十一面観音があったり
私の目はそれこそ釘付け。。。

そこに、マメちゃんのおもろ~いコメントで大うけ!!
あ~楽しいwwww



三井寺の境内はとても広く
 そう、金堂の裏には3帝が産湯に使ったと言う井戸(閼伽井屋)があったり
弁慶の引きずり鐘があったり、でっかい弁慶のお鍋までありましたよ
「弁慶ってどんだけ食うねん」な~んて言いながらぐるりとまわり・・・
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観音堂へ。。。
西国14番のお札所観音堂は中心伽藍から南に外れたところにあります。
観音堂に入る前に観月舞台横に百体堂で二人は立ち止まる。。。


建物内部コの字に配置された格子の中に納められた仏像は
西国三十三箇所と右には坂東三十三箇所、
左には秩父三十四箇所の本尊を安置し、
合わせて百体の観音像を安置されたおりまして、その姿に興味津々
西国のご本尊はほとんど蓮華座か岩座なのですが関東の仏様はまたユニークで
船に乗ったものや獣にまたがったものもおられ二人で大盛り上がり!
極めつけは後ろ向きの像まで・・・わざとか? それとも本当にそうなのか?謎謎謎。。。




観音堂は外観そんなに大きな建物に見えないのですが、
(おそらく金堂などを見てきているからでしょう大きく見えないのだと思います)

その内部は広々とし、御香の香りが漂いこれからお会する気持ちが昂ぶります。

お前立ちの坐像背後に大きな白い垂れ幕があり(素材は麻でしょうか)

その後ろに本尊 如意輪観音坐像はいらっしゃいました。



うっすら微笑みをたたえたその唇、少女のような面持ち。

右手を頬に当て、右膝を立て、両足の裏を重ね合わせ

寝そべったような格好「輪王坐」という姿、

腕の肉付きなどは如意輪観音独特なもですが

他の如意輪観音で見られるような、エロスを感じさせません。

あくまで純潔無垢


以前「三井寺展」で拝見したお姿はガラスケースにいらっしゃったので

細部までよく見て取れたのですが、感じるものが少なかった。

こうやって御厨子の中にいらっしゃるのが本来のお姿なのだ、そして

同じ空気を吸ってるのだと思うと心の中にひしひしと伝わってくるものがあります。

それは、

美味しいものを食べたとかいう幸福感とはまた違う喜びが湧き起ってくるという感じなのです。


如意輪観音坐像さまの「如意」とは、右手でお持ちの「如意宝珠」

(不思議な力を使って何でも出してくれる珠)を意味し、

「輪」とは「法輪」(苦悩を打ち砕く仏の教え)を意味します。

このように如意輪観音坐像さまは人々の物質的願望と精神的願望の

両方を叶えて下さる凄腕仏像さまで身近な願いを叶えてくれる観音様なのです。



33年に一度の御開帳なのですが、1000回忌での特別公開となっています。
これを逃すと33年後ということになります。
しっかりお願い事してきました。



西国三十三箇所のご本尊が如意輪観音であるのは

那智山 青岸渡寺
東光山 岡寺
石光山 石山寺
紫雲山 頂法寺(六角堂)
書寫山 圓教寺
長等山 園城寺

の6ヵ寺


ちなみに国宝の如意輪観音は

京都菩提院 木造菩提半跏像(伝如意輪観音)
大阪観心寺 木造如意輪観音坐像
奈良中宮寺 木造菩薩半跏像(伝如意輪観音)

の3体


この3体はまだ観ぬ仏像なのです。




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観音堂上の展望所より観月舞台、琵琶湖を望む




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画像小さくしましたが、本当は でっか~いお地蔵さん。
3・5頭身ですな(笑)
小腹もへったのでおにぎりタイムにしようと思いましたが
そうそう、ここに行かないと・・・




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琵琶湖疏水
今まさに満開の櫻が本当に見事でした。

ライトアップされるとまた幻想的ですてきなんだろうな~ぁ。
門限はありませんが、乙女 ふたりなものですからそれはあきらめ

ここから、浜大津までテクテク歩き、びわ湖畔でおにぎりタイム

やはりここまできたら琵琶湖みたいですもん。


でももう時計は17時をまわってたんじゃないかな?
ついでにJR大津駅あたりまで出て夕飯にしましょうと
さらにテクテク。。。。




大津 だいずや
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ここでいただいた おからコロッケ おいしかったね~
写真ではちょっと分かりづらいけど洋ナシのような形してるんですよ。
中の おから はしっとり。ソースのお味もコロッケとぴったり。
まねして作れるかしら?
私が注文した釜飯のオーダーが通ってないなんていうハプニングもありましたが・・・
                              (ちよっとwwwって、文句つければよかったと後悔する大阪のおばちゃんらしくないプチです^^;)


しかし、どれも美味しかったです。

なによりもうれしかったのがこのサラダ
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多肉サラダ( ^ー’)v

それぞれの個体に名札付いてません。

「パズルのようにあてはめてネッ!」
という、多肉師匠からの宿題が出ました!
ありがとうございます。
来週はこの子達と格闘ですwww(〃⌒ー⌒〃)∫゛


それにしても本当に楽しい一日でございました。

大好きな人と大好きな地を訪れることができたことに感謝。
 

長い取りとめも無い内容でしたが、読んでくださいましてありがとうございます。
まだ、ここのサイトでのUPは不慣れなものですから不具合などあると思いますが
ご勘弁ください。

                                                                petit viola

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