2010/08/24

五劫の擦り切れ



今年の奈良は平城遷都1300年の記念のお祭りで、さまざまなイベントが催されているようで
公式サイトを見ると興味あることばかり。
特に  奈良大和路 秘宝・秘仏特別公開 を見てみますと。。。。
秘仏になっている仏像などなど
期間限定での御開帳が目白押しww
またこの秋は忙しくなりそうです。

で、私の夏休みのお楽しみ第2弾! ってもう二週間も前のことじゃぁwwwwゴメンチャイm(_ _)m




またまた、つまらぬ独りよがりな、
長々旅日記ですので興味ない方は
スル~っと行っちゃってくださいましm(_ _)m





やっぱり奈良といえばここ、東大寺。

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実は私め
大仏殿が昭和の大修理を終え1980年に落慶法要があってから一度も訪れたことがなく。。。
一度は見てみたいと思いながら 早30年( ̄▽ ̄;)月日が経つのは ハヤイモノダ。
この猛暑の中ですが・・・訪れることにしました。



アア・・・・・大仏殿はとっても立派で、目の前にすると建物全体に後光が指している感じ。
二層になった漆黒の屋根。燦々と輝く鴟尾。
どっしりとしたその姿は夏の太陽をも跳ね返す威力さえ感じ取れます。

駄菓子菓子

この日はココが本命ではありません。     本命はこの後のお楽しみ。。。

でもとりあえず大仏様とご対面



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大仏さん

正式には 盧舎那仏坐像

夏のおみぬぐいを終えられたきれいなお姿を拝見することができました。


やっぱり、おおきいねぇ~~


大仏さんの前では、あちらこちらの外国語が飛び交います。
中国語、英語、イタリア語、フランス語っぽい言葉(笑)、などなど
どんな気持ちで聞いておられるのかな~ぁ。


大仏様がおすわりになっている蓮台の蓮弁の実物大レプリカ
大仏さんの前に二枚展示されていますがとても大きな物です。その一部。

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この蓮華座の表面には、
法華経の世界の絵(蓮華蔵世界図)が金色の線で描かれていますが、
その中で特に感動したのが、
中心の説法相をした「如来像」の両端左右に各11体描かれた菩薩像
髪飾りにいたるまで細かく刻まれ、ふくよかで流れるような体の線がとてもなめらか。。

ふぁ~わたしの琴線をくすぐります。

極彩色に彩られたものとはまた違った趣があって、見る物を釘付けにしてしまいます。


下のほうにはこんな菩薩さまがいっぱい。。。

サザエさん?  ( ̄▽ ̄;)プー

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やっぱりココは鹿さんいっぱい。

あちゅ~いのでやっぱり木陰にいる子がほとんど

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お水取りで有名な二月堂


写真左奥に見えている三月堂(法華堂)は只今仏像の修理解体作業が行われているので
ご本尊の不空羂索観音や、今「奈良国立博物館」に出張中の仏像は
残念ながら見ることが出来ませんでしたが
(9月のはじめに奈良国(なら仏像館)行く予定で~す・・ )
梵天や日光月光菩薩、弁財天像が間近で見ることが出来ます。



初めて上がった二月堂。こんなに高い位置にあったのね~。
大仏殿の屋根が少し下に見えるし、奈良の市街がよく見渡せます。





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この辺でだんなさん。暑いのもあってか
私の興味に付き合ってられないらしく
なんとな~く不機嫌に。。。
でも、でも、でも
お楽しみはこれからなのに。。。
だから、ここいらでもう、別行動としましょう。。。
そのほうがお互いにケンカせずに済みそうね。。




今日の、目的地は大仏殿から歩いて20分くらいにところにあるそうなのですが。。。
(旦那さんはカキ氷食べて車にもどるって~)
実際どのあたりにあるのかわからず
東大寺内にある戒壇院の入場券売り場のおじいちゃんに聞いたのです。
それは丁寧に教えてくだすって、
今年の10月には勧進所でも秘仏公開があるので
どうぞお越しくださいとのこと。。。(しっかり宣伝されてました^^)
せっかくなので、戒壇院も拝観することに。。
                                                                                                              

ここにはあの四天王が居てはるのです。
私が仏像好きになったきっかけになったこの四天王
実物を見たのはこれがが初めて。

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う~ん!広目天の研ぎ澄まされたまなざし。。。


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素敵すぎて ため息が出ます。。。
しかし、意外と小さかったのにはちょっとがっかり。。。


お~。ちょっと横道にそれました。


さて今回の目的地は

思惟山  五劫院  (しゅいざん ごこういん)

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今月の12日まで公開されていた重文「五劫思惟阿弥陀像」に会いに来たのですョ~~。








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パンフからの写真をコピーしましたが、なんともアフロな阿弥陀様でしょ。

普通の阿弥陀様より頭髪(阿弥陀様の場合は螺髪(らほつ)といいます)が盛り上がっていて、

まるでお釜をパコッとかぶっている様でしょ。

なぜこんなお姿なのかともうしますと・・・

阿弥陀様がまだ菩薩様の時、
長い間 剃髪をすることもなく 坐禅・思惟 していたので、
このような髪形になってしまったんだと。

そして、菩薩から阿弥陀如来になられた瞬間の姿だそうです。

五劫の劫とは時の長さを表す単位でして

大きな岩に3年に一度天女が舞い降り、羽衣の袖で岩を一摩(ひとなで)し、
その岩が磨り減るまでの時を1劫とし、
それを5回繰り返すと五劫という、気の遠~くなるような長い時間のこと。

ほら、落語の「寿限無」(じゅげむ)ってご存知ですか?

しゅげむ じゅげむ  ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょの  すいぎょうまつ・・・・

縁起のよい言葉で、長い名前をわが子につけるというお話し。

ここにある、「五劫の擦り切れ」ってまさしくこのことなのですって。


このようなお姿の阿弥陀様は他に4.5例あるだけでとても珍しいのだそうです。



四角張ったでっぷりとした輪郭に目鼻が中心に寄って

まさしく、ず~っと考えてました~ぁ的なお顔。

ちょっとかわいさも感じましたよ(^ー^* )フフ


ここの、お寺に関してはまだまだ縁起がありますが、そのへんは難しいので省略^^;


とにかくココまで歩いてくるのになんと暑かったこと。汗びっしょり^^;

本堂には冷たい麦茶が用意されいて

私は階段に腰を下ろし、3杯もおかわりしました^^;


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まあ、この暑さはいつまで続くのやら。。体が持ちませ~ん><;

でもまあ、五劫まで続くことはないでしょう。

そろそろ秋の風。。。吹いてほしいものです。



今回も、最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m




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